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スタッフ一人ひとりが活きるサロンへ。 働きやすさも売上も変えた、ECILA導入のリアル。

山口県でサロンを4店舗展開するLashinVanには、個性豊かなスタッフが在籍しています。オーナー水津さんは、世代も経験も異なるスタッフの成長や働き方のサポートを見据えてスマートデバイスミラー「ECILA(エシラ)」の導入を決意。その導入効果をLashinVanのみなさんに伺いました。

※インタビュー内容はすべて2025年12月取材時点のものです。

  • 水津 育美 さん / 高瀬 みなみ さん / 難波 楓 さん

    水津 育美 さん / 高瀬 みなみ さん / 難波 楓 さん

    LashinVan / オーナー・スタイリスト・アシスタント

    1983年、山口県防府市に創業。現在はLashinVanを含め4店舗を展開。フォトスタジオの運営や振袖展示会なども行い、美を通して地域との接点を増やしている。オーナーの水津さんは、一人ひとりを尊重し、活躍できて幸せになれるサロンの実現に注力している。

お客さまに幸せを届けるために、スタッフの幸せを一番に考える。

1983年に創業したLashinVanは現在、本店の他に3つのサロン+フォトスタジオも運営しています。オーナーの水津さんはさまざまな個性、年代、ライフステージのスタッフを抱えているからこそ、まず考えているのは“スタッフ一人ひとりの幸せ”だといいます。

水津オーナーインタビュー

「私自身、強く思っていることがスタッフの喜び=お客さまの喜びだということ。いい接客やいい技術をお客さまに提供するためには、スタッフが美容師という仕事に幸せを感じ、心にゆとりを持っていないと絶対ダメだと思っています。ですから、若手でもベテランでも、ママでも一人ひとりがしっかり成長でき、もっと幸せに働けるようにしていきたいと常々思っています。」(水津さん)

“スタッフの幸せ”を何より大切にしていると語る水津さんですが、実際のサロン運営ではいくつかの課題を感じていたともいいます。

スタッフの成長と活躍を見据えてECILA導入を決断。

当初は「AI搭載のミラーって面白そう!」という話題性重視で導入するつもりだったと水津さん。ですが、費用対効果やサロンワークが良くなる未来が想像つかず、一旦保留に。時間を置いてECILAがスタッフの働き方改善に貢献している他サロンの事例やセミナーを見たことで、再び興味を持ったようです。ECILA導入にあたって、当時の状況を水津さんはこう振り返ります。

LashinVan内装

「ECILA導入前はスタッフによって商品やメニューの提案力、コミュニケーション能力に結構バラつきがあったので、どうすれば底上げできるか悩んでいました。あと、忙しい時間帯や土日だと、バタバタしてどうしてもお客さまに寄り添った提案ができていませんでした。ECILAを導入することで提案力が向上し、提案のモレ・ムラがなくなればいいなと思っていました。」(水津さん)

お悩みが見えることで、提案が変わり、お客さまの行動も変わった。

ECILA導入当初は使い方やバナーの打ち出しなど、試行錯誤を繰り返したとのこと。その結果、半年後のレビューではスタッフの提案に変化が見られるようになったそうです。
ECILAのプロファイル

「LashinVanではECILAのホームカウンセリングを活用して、ご来店前にお好みのスタイルやお悩み、どのようにサロンで過ごしたいかなどをお客さまにご回答いただくようにしています。その回答内容はスタッフ全員が確認できるため事前に準備ができますし、“プロファイル”としてミラーにも映し出されるため、お客さまと一緒に見ながらカウンセリングを行うこともできるので、商品やメニューのご提案がすごくしやすくなりましたね。実際にお客さまの興味が高そうなメニュー、お悩みを解決する商品をご提案することで打率がグンと上がったと実感しています。」(水津さん)

 
お悩みを知り、お悩みに応える提案をすることで、お客さまにも変化が表れたと水津さんは続けます。

 
「ECILA導入前は、シャンプーやヘアケア商品をご提案してもなかなかいい反応をいただけなかったお客さまがいらっしゃいました。そのお客さまにホームカウンセリングをしていただくと、実はお顔のお悩みをお持ちだということが分かったんです。そこで数万円と高価ではありましたが美顔器をご提案してみたら購入いただけて。その時は本当に驚きましたね。」(水津さん)

ECILAによってお客さまのお好みやお悩みに合ったメニューや商品の提案ができている。それが、ロイヤルカスタマーへの道づくりにつながっていると水津さんはいいます。

お話に出ていた機能
ホームカウンセリング

事前にスマホから好みや悩みを伝える11個の質問に回答。ファッションやライフスタイルなど幅広いジャンルからお客さまの好きな世界観やなりたいイメージ、要望やお悩みを引き出します。

お話に出ていた機能
プロファイル

ホームカウンセリングの回答をミラー上部にアイコンで表示。お客さまの要望や悩みを引き出した状態から会話をスタートできます。また、スタッフ間の情報共有も円滑に。

会話が先、提案はあと。スタッフの負担を減らした新しい提案スタイル。

お客さまの美しさやお悩み解消を叶えるメニューや商品があったとしても、提案するのはどうしても気後れします。

難波さんインタビュー

実際にアシスタントの難波さんも「商品やメニューの提案がすごい苦手だったんです。押し売りになってしまいそうと思っていて」といいます。それがECILA導入により、自然とメニューや商品紹介の会話ができるようになったと難波さん。

「施術中にミラーの下部に商品などを紹介するバナーが流れるので、お客さまの方からお声をかけていただけることが増え、自然とご提案ができるようになりました。それで気づけたことがあって、メニューや商品の詳細をお伝えすると、お客さま自身が必要と感じていることが分かったのです。自分から提案することに苦手意識があったのですが、この気づきを得てからはすごくおすすめしやすくなりましたね。」(難波さん)

難波さんバナーおすすめ

さらに、難波さんは商品の写真などをただ流すだけでなく、自分なりに工夫をしたバナー制作をしたそうです。

「お客さまにメニュー内容をよりイメージしてもらえるように、私自身がモデルとなって施術を受ける動画をつくって流してみたんです。そうすると『今、映っているのはあなたよね?』とそれまで以上にお声をかけていただき『このメニューやってみたい』というお言葉をたくさんいただけるようになりました。これがきっかけとなり継続してご指名をいただけているお客さまもできたので、ECILAが導入されてよかったです。」(難波さん)

高瀬さん笑顔

また、数ヶ月間前に育休から復帰して時短勤務で働くスタイリストの高瀬さんは「勤務時間が限られているなかで、どうやって売上をつくっていけるか正直不安だった」といいます。

それが、お客さまがバナーをご覧になっているなと思った時にお声がけすると商品をご購入いただけたり、メニューを受けたりしていただけるので、“売上をつくらなければ”という不安は解消されたと笑顔を見せます。

無理に提案しなくても自然とメニューや商品に関する会話が生まれるようになった。その変化がスタッフの心理的負担を大きく減らしたのです。
お話に出ていた機能
バナー

施術中や待ち時間、お客さまに合わせた“おすすめ情報”をミラー下部に表示。自然と会話が生まれるきっかけに。スタッフが一人ひとりに説明を行う余裕がなくても、紹介するタイミングを逃しません。

カルテに残る“キレイの軌跡”がお客さまの信頼になり、通い続ける理由になる。

 LashinVanの場合、ECILAを活用することでスタッフ一人ひとりの提案力は高まりました。サロンに起きた変化はそれだけではありません。お客さまとの関係が強くなり、満足向上にもつながったと水津さんはいいます。

スタイル履歴のお客様マイページ連携

「お客さまにECILAの一番嬉しい機能は何かヒアリングしてみたんです。すると多くの方が“スタイル履歴(カルテ)”だとおっしゃったのです。LashinVanでは施術が終わったら仕上がりを撮影して保存し、お客さまに見ていただくようにしています。データを蓄積していくことで自分に似合う髪の長さや色、気に入っていたスタイルを振り返ることができるのは喜ばれますね。また、
髪質改善メニューを受けられているお客さまだと髪が綺麗になっている過程を追うことができ、効果を実感いただけています。それがお客さまの満足になり、他店との差別化につながっていると思いますね。」(水津さん)

スタイル履歴でカウンセリング

さらに、スタイル履歴によってカウンセリングの精度が高まったと高瀬さん。

 「お客さまと一緒にこれまでの仕上がりを見ながら『このスタイルは気に入っていた』『このスタイルの時は、もう少しこうしてほしかった』など細かいやりとりができています。ECILA導入前よりお客さまのなりたいイメージを叶えることができていますね。」(高瀬さん)

仕上がりをカルテにしっかり貯めて共有することで、お客さま満足だけでなくカウンセリング力もアップ。その結果、LashinVanに来る理由をつくることができ、差別化のみならず失客防止も実現できているのです。
お話に出ていた機能
スタイル履歴(カルテ)

ミラーで撮影した写真や動画が自動的に連携。これまでサロンにしか残らなかった記録をお客さま自身でも振り返ることができ、次のスタイルを考える参考になります。

引き継ぎの不安が減り、安心して任せあえるサロンへ。

カルテに蓄積された情報は、引き継ぎにも大きく役立っているそうです。LashinVanでは水津さん自身が4歳のお子さんを育てるママで、他サロンも含めると数名のママさんスタッフが在籍しています。高瀬さんも小さい3人のお子さんを育てながら仕事を両立していますが、職場復帰の際にはこのような悩みも。

高瀬さんインタビュー

「日中は子どもを保育園に預けているのですが、急に発熱した時は私がお迎えに行くことが多いので、お客さまはもちろんスタッフにも迷惑をかけてしまいます。復帰にあたっては売上もそうですが、急な引き継ぎをちゃんとできるかも大きな不安要素でした。」(高瀬さん)

普段は担当していないお客さまに向き合うのは、誰しもが不安を覚えて負担に感じるものです。ですが、今はカルテ機能を活用することで円滑に引き継ぎができていると高瀬さんは続けます。

「紙カルテの時は、文字情報だけだったので、実際のイメージが掴みにくく、認識にズレが出てしまうこともありました。でもECILAなら、これまでの仕上がり写真をミラーに映してお客さまと一緒に確認でき、スタイルの細部まですり合わせができています。そのうえ、カルテには施術で気にしてほしいポイントなども細かく記録されているのでお客さまに安心していただけますし、スタッフも安心して対応できています。また、お客さまに『カルテを作っていますよ』とお伝えすることで、担当が変わっても不安なく通っていただけていると感じています。」(高瀬さん)

働き方の変化が、成果につながりはじめた。

ECILAの導入によるスタッフの提案力向上、提案モレの低減、さらにお客さまとの関係深化は数字にも表れているようで、水津さんは想像以上だと驚きをみせます。

「スパ比率は対前年比約1.35倍になりました。カットのみで来店されたお客さまもバナーを見ることで次回はやってみようと前向きな気持ちになっていただけているので、それが数字として成果に現れています。店販比率に関してはECILA導入前と比較し約2倍に向上しました。2人に1人のお客さまに商品をご購入いただいているのは、素直に嬉しいですね。」(水津さん)

売上が不安だと言っていた高瀬さんも、産休復帰当初の数字と比べるとスパ比率が約1.5倍、店販比率が約2.5倍と大幅に上昇。難波さんもECILA導入前は店販売上がほぼなかったようなので、数字の面で如実に変化が生まれていました。

ECILAを導入してスタッフの働き方の変化、売上の変化を実感した水津さんは、すでに次のアクションに進んでいるようです。

みんなで魅力的なサロンをつくり、お客さまに“また来たい”と思ってほしい。

今、LashinVanには合計6台のECILAが導入されていますが、他店舗にも追加で4台導入したと水津さんはいいます。

水津さんバナー

「別の店舗は日・月・祝日休みに加えスタッフの大半がママなので、限られた時間と営業日でどうやって価値を生むか、どうやって数字をあげるか試行錯誤しています。そんな中でも、LashinVanでECILAを導入してメニュー比率、店販比率を上げることができましたし、引き継ぎの負担が軽減できているので、思い切って他店に4台導入することにしました。絶対成功するというイメージはありますね。」(水津さん)

最後に、水津さんにこれからLashinVanをどのようなサロンにしていきたいか語っていただきました。
LashinVanのみなさま

 「今、美容師は結構やることが多いと思っています。SNSの発信や集客、あとブログとか。でもそれってスタッフにより得意不得意があります。だからLashinVanとしては、スタッフ一人ひとりが個の力を高めつつもみんなで協力し合い、お客さまがまたここに来たいと思ってもらえるようなサロンにしていきたいと考えています。その点で、ECILA導入は正解でした。」(水津さん)

スタッフが前向きに働き続けられることが、結果としてお客さまの満足につながっていく。ECILA導入は、そんな好循環を生み出すための土台として、これからもLashinVanのサロンづくりを支えていくはずです。

今回インタビューさせていただいたサロン

  • LashinVan

    開設:1983年6月
    住所:山口県防府市
    セット面:セット面8面+個室2室(ECILA:6台)
    スタッフ数:スタイリスト5名 / アシスタント5名


    ▼サロンプロフィール
    トレンドをいち早く取り入れながら一人ひとりに合わせたスタイルやケアを提案。スタッフの多様な働き方の実現にも注力している。また、多くの人にキレイになる体験を通して美容に興味を持ってほしい、地域とのつながりを深めて貢献していきたいという想いのもと、ヘアサロンだけでなくフォトスタジオも運営している。